言論と報道の自由

世界各地で多大な発展をとげた近年、言論の自由、そして報道の自由の問題が鮮明に打ち出されました。スウェーデンでは、これらの問題は何世紀にもわたって議論されてきました。スウェーデンは実際、早くも1766年に検閲廃止の憲法を導入した最初の国です。この法律は、世界で初めて、国の機関のほとんどの文書を公開し、市民がアクセス可能としたものでした。その道のりに反発もありましたが、この原則は今もなおスウェーデン憲法の重要な要素なのです。

どの国も様々な度合で、特定の文書へのアクセス制限や、特定の軍事施設等の写真撮影を法で禁じています。いわゆる「ヘイトスピーチ」を発言することや、例えばドイツのユダヤ人大虐殺を否定するなど、特定の歴史的事実を否定しようとすることも違法です。しかしながら、その原則は、言論の自由が本当にできる限り自由であるべきとしています。政府がただ統治しやすいからというだけで言論の自由を制限しようとするのは非常に憂慮すべきことだと私は考えます。報道の自由が侵害される場合は特に危険です。メディアの重要な役割は、権力のある者を注意深く調べることにあるのです。情報検索を違法とするのは、独裁国家への確かな一歩となります。だからこそ、スウェーデンでは公的機関がジャーナリストに情報源を暴露するように頼むことさえも違法なのです。メディアが情報源を守秘できなければ、報道は自由にはならないでしょう。

ペーテル・フォシュスコール(1732-1763年)は、植物学者カール・フォン・リンネ(1707-1778年)の弟子の一人で、1759年に言論の自由の必要性について著述した有名な書「Thoughts on Civil Liberty(市民の自由についての考え)」を出版しました。これは今日もなお読む価値のあるものです。

スウェーデンやその従来の言論の自由についてさらに詳しく知りたい方は、下記リンクをご参照ください:
The Freedom of the Press Act(報道の自由)
Media of Sweden(スウェーデンのメディア)
Censorship in Sweden(スウェーデンの検閲)


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